銀鼠、薄墨、利休鼠。日本のグレーの楽しみ方

MIDTONE COLUMN VOL.2

銀鼠、薄墨、利休鼠、鈍色。MIDTONEの色名は、江戸の人たちがグレーに付けた名前から借りています。ひとつの色に百の名前をつけて楽しんだ、日本のグレーの話です。

百の鼠色が生まれた時代

江戸時代、着物に使える色は茶・鼠・藍などに絞られていました。そこで江戸の人たちは、許された色の中でバリエーションを際限なく増やしていきます。後の人がその豊かさを「四十八茶百鼠」と呼びました。数えきれないほどの茶色と鼠色、という意味です。限られた色を、誰よりも深く楽しむ。日本のグレーの美意識は、ここから始まっています。

名前で呼ぶと、別の色になる

銀鼠(ぎんねず)は、光をふくんだ明るい灰。壁や床など、大きな面に。薄墨(うすずみ)は、墨を水で延ばしたような柔らかい灰。ラグや布と相性がいい色です。利休鼠(りきゅうねず)は緑がかった灰で、茶人・千利休の名前を借りています。観葉植物のそばに置くと、緑がよく映えます。鈍色(にびいろ)は平安の頃からある伝統色で、深く沈んだ灰。時計やフレームの締め色にぴったりです。「灰色」の一言でくくれば同じでも、並べると全部違う。この解像度の高さが、日本のグレーの豊かさです。

鈍色の3D立体数字の時計と、夕方の光

部屋で、使い分けてみる

壁は銀鼠、ラグは薄墨、時計は鈍色。名前で決めていくと、グレーは「なんとなく」から「選んだ色」に変わります。MIDTONEの商品に銀鼠や利休鼠の名前を付けているのは、この楽しみ方をそのまま部屋に持ち込みたいからです。

コンクリート壁紙のロール(クールグレー)

あなたの部屋の鼠色に、名前を

いま部屋にあるグレーは、何色でしょうか。カーテンは薄墨に近いのか、ラグは素鼠なのか。名前で呼びはじめると、部屋の中のグレーがひとつずつ見えてきます。まずは一色、決めてみてください。

MIDTONE(ミッドトーン)は、コンクリート調インテリアのブランドです。全品送料無料・海外提携倉庫から7〜14日でお届けします。